【2018/12/8〜9】火怨の蝦夷 阿弖流為【ひらかた肝高倶楽部】
2018/12/8〜9
枚方公園青少年センターにて
ひらかた肝高倶楽部による
【火怨の蝦夷 阿弖流為】が行われました。
今から1200年前、現在の東北地方には「蝦夷(えみし)」呼ばれる人々が暮らしていました。彼らは豊かな自然と共に平和な暮らしを送っていました。
しかし、大量の黄金が産出したことにより、これを我が物にしようとする朝廷軍との間で永い戦いが始まりました。
阿弖流為(アテルイ)は蝦夷を率いて朝廷軍と戦いました。しかしやがて彼は朝廷に降伏し、枚方の地で処刑されます。
「アテルイは何の為に戦い、何を守ろうとしたのか。」
アテルイ最期の地と伝えられる、枚方市在住の小中高生がその物語を演じました。
僕は、最後に全員で踊る【ダイナミック琉球】を歌わせていただきました。
阿弖流為を演じた少年は、7年間この劇に参加していたそうです。
そして、これが最後の舞台だと言っていました。
その思いに触れると、出演者、スタッフ、そして来てくださったお客様にも涙が見えました。
思いは時を重ね、繋がり続けます。
阿弖流為の思いもきっと、今も変わらずにあります。