議案質疑:電子図書システム運営事業費について【令和4年1月緊急議会】
2022/1/18
枚方市議会 緊急議会が召集され
一般会計補正予算等の審議が行われました。
私からは、【電子図書システム運営事業費】について質疑を行いました
電子図書館は、コロナ禍で国からの財源があったから始めた事業?
目的・目標がはっきりしないまま進んでない?
電子図書館システム運営事業費
Q1
ただいま上程されました議案79号 令和3年度一般会計補正予算(第11号)のうち
電子図書システム運営事業費についてお聞きします。
今回の補正予算で、電子図書館の電子書籍500タイトルを追加購入するための予算を計上されています。
昨年7月から電子図書館をスタートされていますが、これまでの利用状況はどのくらいであるのか。貸出冊数と利用者数についてお聞きします。
また、今回の500タイトルを加えますと今年度中に何タイトルになるのか、あわせてお聞きします。
《総合教育部長 答弁》
A1
7月の開始から12月までの電子図書館の利用状況についてお答えします。
電子書籍の貸出冊数は約1万冊で、約1,500人の方に利用されています。
また、タイトル数につきましては、現在、令和3年度一般会計補正予算第1号にて計上しました予算2,376万円で、約6,000タイトルの購入を行っているところです。
従いまして、今回の約500タイトルと合わせますと、今年度末で約6,500タイトルになる見込みでございます。
今後も、図書館に来館せずに自宅から登録できる「スマート登録」とあわせて、ホームページやツイッター等を活用し電子図書館の周知につとめてまいります。
Q2(要望)
この電子図書館は、コロナ禍で国からの財源があったから行っている事業に見受けられます。そのためか、目的・目標がはっきりしていないように感じます。
電子図書館の利用状況については、このコロナ禍で多くの利用者が見込まれるところでしたが、開始月7月の貸出数3188冊から毎月、減少し、12月には貸出数1169冊となっているとのことです。
周知が足りないのか、登録が難しいのか、操作がしにくいのか、タイトルに魅力がないのか。その辺の検証をしっかり行い、市民が利用しやすい、魅力的な電子図書館にしていただきたいと思います。
また、枚方市は児童・生徒に一人一台タブレットを配布していますので、学校を通じて子供たちが登録できるようにすることや、授業での利用など、子供たちが電子書籍を借りられるように、促していくことも検討し、保護者への周知もしっかり行っていただきたいと思います。
あわせて、広告料収入など、財源確保に努めていただくよう要望させていただきます。