2021.3.31 令和3年3月定例月議会閉会

2021.3.29
令和3年3月定例月議会
令和3年度予算案が可決され、令和2年度補正予算が可決され
さっそく令和3年度補正予算が上程されました。
内容は、コロナ対策交付金を財源にしたもの。
図書購入費の予算質疑の際に、交付金が出たら電子図書館事業を始めるとのことでしたので、質疑。
Q1
電子図書館システム運営経費について伺います。
報道では、電子図書館サービスは、新型コロナ対応、非接触型の図書館サービスとして有効であることから昨年度から各自治体での導入がすすみ、一般社団法人電子出版制作・流通協議会によると令和3年度1月1日時点で143自治体、前年同日時点から6割近く増えています。
枚方市においても、この度、コロナ対応の交付金を活用して導入するとのことで、先日の予算特別委員会で市長から答弁をいただいたところです。
さて、今回計上された補正予算において、購入を予定されているタイトル数はどれくらいになるのでしょうか。
学校でも児童生徒1人1台のタブレットが配置される中で、どういった分野の電子図書を購入されるのか、サービスの開始時期はいつごろからになるのか、お聞かせください。
また、今後、タイトル数を増やすためにも財源確保は重要であると思います。その手段の一つとして、例えば、電子図書閲覧の際に広告料収入を得て、この電子書籍の購入経費に充てることはできないのかお聞きいたします。
A1(総合教育部長)
電子図書館システムについてお答えいたします。
令和3年度のタイトルにつきましては約6,000冊を予定しております。サービスの開始は、所要の手続き等を行った後、夏ごろからを予定しております。購入する分野につきましては、児童書、文芸書、実用書、その中でも、読書バリアフリー法に基づき、障害の有無にかかわらず読書が楽しめるよう、文字拡大や読み上げ対応ができる電子書籍も購入する予定です。
広告料収入については、これまでも取り組んできておりますが、電子図書導入後も、様々な手法を検討し、図書購入費の財源確保に努めてまいります。
Q2
次に、各事業者は市立図書館で貸出対応可能な電子書籍を何冊持っているのか、また、令和4年度以降はどのように事業を進めていくおつもりでしょうか。
A2(総合教育部長)
本市立図書館での活用に適した一般的な児童書や小説などについては、約8万冊のタイトル数があると把握しております。
令和4年度以降につきましても、引き続き予算確保に努めていきます。
(要望)
引き続き予算確保に努めていくとのご答弁ですが、今回は地方創生臨時交付金というコロナ対策のための財源あっての事業です。
来年度以降は交付金が無くなれば、一般財源から確保していく必要ありますが、
既存の図書購入費をさらに削って電子書籍を充てなければならないような事態になるのではないでしょうか。
そのようにならないように、しっかり図書費を確保しつつ、電子書籍を進めていただきたいと思います。
また、財源確保策については、WEBサイトへのバナー広告以外にも、動画広告などの取り組みも検討していただき、財源確保に努めていただきますよう要望いたします。
以上
今回は財源あるけど、次からどうするんや・・・