文化振興の機運醸成について【令和3年12月一般質問】

枚方市駅周辺(ビオルネやニッペパーク、T-SITE)でさまざまなイベントが行われていることがありますが

これって、もっと連携できるんじゃないでしょうか。

イベントに参加してくれている市民に、他のイベントも案内する。

そして音楽が動線を作る。

市駅周辺を一つに考える。

 

文化振興の機運醸成について


Q1: 文化振興の機運醸成についてお聞きします。
本市の文化芸術の拠点施設となる総合文化芸術センターが8月末にオープンし、センターにはたくさんの方がお越しになっています。
また、センターがオープンしたことにより、市民の文化芸術への関心も高まっています。
市としては、市民の文化芸術への関心を総合文化芸術センターだけに留めることなく、市駅周辺へと拡大させていくことが必要だと考えます。
市駅周辺へと拡大させていく取り組みのひとつとして、令和2年9月定例月議会で、わが会派の岩本議員から質問しましたストリートピアノの設置は、文化芸術、とくに音楽の関心を高めていくにはとても効果があると思いますが、ストリートピアノの設置に関する、その後の進捗状況について、お伺いします。

A1:【副市長】
次に、4.文化振興の機運醸成についてお答えいたします。
ストリートピアノにつきましては、新型コロナウイルス感染症に対する対策やピアノの保全管理の問題など、様々な課題があり、現在、設置には至っていない状況でございます。
本市といたしましては、ストリートピアノにつきましては、誰もが気軽に音楽を楽しむ機会の創出に繋がるものと認識しておりますので、引き続き、事業者に対して、設置に向けた働きかけを継続してまいりたいと考えております。


Q2: ストリートピアノは、市民の音楽への関心を高めるだけでなく、市駅周辺の賑わい創出にもつながりますので、ぜひ実現していただきたいと思いますので、更なる働きかけをお願いします。
    総合文化芸術センターから市駅周辺へと文化芸術を広げていくためには、各種イベントを行っているニッペパーク岡東中央の利用者や、ビオルネ、T-SITE、各学校や市民団体とも協力して、市民が芸術文化音楽など表現活動に親しむ環境づくりを行っていく必要があると思います。
そこで、市駅周辺の事業者などと連携した取り組みを実施される考えはあるのか、お伺いします。


A2:【副市長】
 総合文化芸術センターのオープンを契機とした、市駅周辺の事業者等と連携したイベントの取り組みにつきましては、11月に開催しました枚方宿ジャズストリート2021において、総合文化芸術センター施設前広場が会場一つとなるなど、徐々にではございますが進めているところでございます。
今後につきましても、ビオルネやT-SITEなど、市駅周辺事業者と連携した取り組みが実施できるよう、協議を進めていき、市民の文化芸術の関心を広げていけるよう、努めてまいります。


要望: 総合文化芸術センターは枚方市駅徒歩5分の好立地に建設され、現在、様々なイベントが開催され、市内外から沢山の人が訪れています。
 また、ビオルネやT-SITEも個別にイベント等を実施されている状況ですが、例えば、本市で設置しているアーティストバンク登録者を、市主催の事業以外にも、市駅周辺の事業者と連携して出演するなどして、市が積極的に枚方市駅周辺の事業者等と一緒になってイベント等に取り組むことによって、文化芸術の機運はさらに高まっていきます。
また、ニッペパーク岡東中央での事業を市駅周辺事業者と情報共有するなど、相乗効果が期待できる取り組みを考えていただきたいです。
総合文化芸術センターがオープンして、まだ4ヶ月弱ではありますが、市民の関心の高い、今だからこそ、是非、事業者等と連携して進めていただくことを要望しておきます。